|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 第 : [だい] (n,pref) ordinal ・ 狂詩 : [きょうし] (n) (Edo-period) type of humorous poem (humourous) ・ 狂詩曲 : [きょうしきょく] (n) rhapsody ・ 詩 : [し] 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry ・ 曲 : [きょく, くせ] 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
第1狂詩曲 (フランス語:''Première Rapsodie'') は、クロード・ドビュッシーが作曲したクラリネットとピアノのための作品、あるいはクラリネットと管弦楽のための協奏的作品。「第1」(Première)と題された意図は不明であり、「第2」(Deuxième) 狂詩曲は作曲されていない。 本項では、同種の機会のために作曲されたクラリネットとピアノのための《小品》(''Petite Pièce'')についても解説する。 == 概要 == ドビュッシーは1909年にガブリエル・フォーレの推薦でパリ音楽院の高等参事会に加わり、卒業試験の審査をすることとなった。そこでドビュッシーは伝統であった試験課題の委嘱を受け、1910年の試験のためにこの作品が(おそらく《小品》も)1909年12月から1910年1月にかけて書かれた。 試験は1910年7月に行われ、これが私的な初演となる。公開初演は、1911年1月16日、当時音楽院のクラリネット科教授だったプロスペル・ミマール(Prosper Mimart)によって独立音楽協会の演奏会において行われている。出版は1910年にデュラン社からされ、ミマールに献呈されている。 また1911年の夏に、数か月を費やしてピアノ伴奏が管弦楽化されている。こちらの初演はドビュッシーの死後の1919年に行われた。 《牧神の午後への前奏曲》などを思わせる抒情と、作曲時期が共通している《前奏曲集》の一部に似た諧謔が交錯する、規模は大きくないが印象的な作品である。クラリネットの「ロマンティックな甘さ」がドビュッシーの個性的な語法の中で生かされており、ドビュッシーはロシアでのこの作品の演奏に触れた書簡の中で「私の書いた作品のなかでも最も愛すべきもの」と述べている。クラリネット奏者にとっての重要なレパートリーとしてよく演奏されるが、演奏は容易ではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第1狂詩曲 (ドビュッシー)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|